【 ソウルの森 】路地裏に隠れた名店あり!

文・写真 ウ・ジギョン 旅行作家

「 ソウルの森 」散歩の終わりは、すなわちソウルの森の隣に位置する路地裏散歩の始まりとなる。

路地裏散歩の楽しみは、隅々に隠された宝物のようなお店を発見できること。

発見の喜びを味わうためには、ソウルの森の隣の路地裏探訪を始めよう。

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ジューニージュエモいパジャマブティック、 ショールーム

地下鉄「ソウルの森駅」5番出入口から出ると、韓国風の可愛いパジャマを披露するジューニージュのショールーム、ハウスオブジューニージュ(House of Juuneedu)に会うことができる。

4階建ての建物がフロアごとに異なるコンセプトで構成され、その空間を見て回るだけでも楽しめる。

1階は季節ごとにテーマが変わるが、今年の夏のテーマはシトラスのみかんと黄色だ。

2階に上がると、ソウルの森の緑がちらつく窓際に置かれた居心地の良いベッドとハンガーにかかっているほのかなパステルトーンのパジャマに心がときめく。

生地の肌触りがどうなのか直接触ってみて、フィッティングルームで試着するのに良い空間だ。柔らかいダブルガーゼ綿素材で作った2~3万ウォン台のコスパの良いパジャマが多い。

ペアルックのパジャマのデザインも多い。

3階のテーマは、土曜日の午後を思わせるダイニングルームである。

ガラス張りの向こうにソウルの森が広がるキッチンに、ディスプレイされているパジャマや小物を見るだけでも気持ちがすっきりする。向かい合った4階は、最もプライベートな空間である浴室コンセプトとなっている。

ここがショールームではなく、今夜泊まる宿だったらいいな、と思うようになる。また、パジャマを着たスタッフたちが笑顔でお客さんを迎えてくれる。

住所

ソウル特別市 城東区 ソウルスプ2キル 8-11(서울특별시 성동구 서울숲 2길 8-11)

営業時間

毎日 12:00~20:00

センターコーヒーコーヒー味と展望を兼ね備える)

ソウルの森が見えるカフェでコーヒーを味わいたいなら、ソウルの森駅4番出入口前のセンターコーヒーに向かおう。

自家焙煎するたびに濃いコーヒーの香りがカフェ内を埋め尽くすセンターコーヒーは、イギリスのバリスタ大会のチャンピオン、「パク・サンホ」ロースターとコーヒー専門家らが始めたコーヒーブランドである。

ソウルの森本店のほかにソウル駅や明洞(ミョンドン)ロッテ百貨店、江南(カンナム)、三成洞(サムソンドン)にカフェ支店があるが、窓越しに、四季折々に変化するソウルの森の風景を眺めながらコーヒー1杯の余裕を楽しめるところは、断然聖水洞(ソンスドン)のソウルの森店だ。

特に、2階の窓側の席や1階のこぢんまりとしたテラス席に座ると、ソウルの森をマイホームの庭のように眺めることができる。

価格は、アメリカーノ5,000ウォン。

常連客だけが知っている秘密を漏らそう。

コーヒー豆を購入すればコーヒー一杯が無料で提供される。

スクロールできます

住所

ソウル特別市 城東区 ソウルスプ2キル 28-11 (서울특별시 성동구 서울숲 2길 28-11)

営業時間

火~日曜 10:00~22:00

休業日

月曜日

セブンカルビレトロ感性たっぷり)

ソウルの森の隣の路地に闇が舞い降りると、どこからかカルビを焼く煙がかすかに漂う。

聖水洞(ソンスドン)豚カルビ通りから出るおいしい煙である。

この通りは、約30年前に作られ、当時、聖水洞にある靴工場やトゥット市場で働く人々が好んで訪れた豚カルビ屋が老舗になって路地を守っている。

通りの古顔であるテソンカルビは豊富な量で人気があり、ヌルボム炭火カルビは、分厚いカルビとビールをヤジャン(路上までテーブルを出して野外で食べること)で楽しめるので人気がある。

この通りの新興強者は、華やかな照明が雰囲気をアップさせるセブンカルビである。

柔らかくて濃い味付けカルビが中毒性がある。丸いテーブルの真ん中に炭火にかけておいたカルビを何度も裏返して焼くのがおいしい。

テーブルのそばに置かれたペンで壁タイルに落書きをしながら肉を待ちなさいという落書き奨励政策(?)もささやかな楽しさを加わる。

セブンカルビ:17,000ウォン / 250g

スクロールできます

住所

ソウル特別市城東区往十里路5キル 14 (서울특별시 성동구 왕십리 5길 14)

営業時間

毎日 / 月~土~日曜 11:30~22:30

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