文・写真:佐々木菜摘
現在、韓国で若い女性を中心にテニスが大流行中なのをご存知でしょうか?
見ることの少ないおしゃれすぎるテニスウェア、インスタ映えするカラフルなインドアテニスコートが韓国には多くあリます。
本記事では、韓国テニスブームのトレンド、テニスウェアブランド、テニスコート、注目のテニス美女インフルエンサーをまるっとご紹介します。
韓国でなぜ今!?テニスが人気な理由

コロナをきっかけに韓国ではテニスが流行りました。
日本のコロナ禍においては、密を避けることができるゴルフが流行しましたが、韓国ではゴルフよりも始めやすく、費用が安価で、運動量が多いことからテニスがMZ世代(※)を中心に人気に。
また、テニスは四季を通じて活動しやすいことや、SNSを介して様々なテニス・コミュニティが多く生まれたことが背景にあり、コロナ禍が収束した後もテニスが親しまれ続けています。
(※) MZ世代〜1980年から1995年に生まれたミレニアル世代と、1996年から2015年までに生まれたZ世代の2世代を合わせて「 MZ世代 」と呼び、韓国の若者たちのことを指す。
【 テニスウェア 】韓国でしか買えないブランド4選
韓国のファッション業界は、成長の勢いが衰えたゴルフウェアの代替としてテニスウェア市場に注目が集まっており、昨今さまざまなテニスブランドがPOP-UPショップを開いたり、BTSのジンやBLACKPINKのリサのウェア着用がフィーチャーされたりしています。
今回はテニスシーンを可愛くおしゃれに彩ってくれる、韓国でしか購入できないテニスブランドをご紹介します。
フラッグシップストアは必見!HEAD KOREA (ヘッド)

日本ではラケットメーカーのイメージが強いHEADですが、今まさに韓国テニス女子たちの間で人気のテニスウェアブランドとして存在感を放っています。
日本では店舗で直接手にとって選ぶことができないウェアはもちろんのこと、おしゃれすぎてテニス以外の予定でも街で着用したくなるものが多数取り揃えられています。
ドリンクボトルやパールネックレス、靴下など小物のラインも充実しており、旅行土産としても喜ばれること間違いなし。
日本では店舗がないDIADORA KOREA (ディアドラ)

続いて2022年に日本から撤退してしまったDIADORA。
実は、韓国にはまだ店舗があります。
新世界百貨店(江南店)に店舗があるので、観光のついでに立ち寄ってみては?
テニスシーン以外にも、着て外出したくなるカラフルでエッジの効いたアイテムがたくさん見つかるはずです。
MZ世代から熱視線!Marithe + Francois Girbaud (マリテフランソワジルボー)

今どきのMZ世代に特におすすめは、Marithe + Francois Girbaud。
マニッシュな雰囲気は男女共に人気で、韓国ではカップルでマリテのアイテムを着用する“ペアルック”テニスもじわじわ人気なのだとか。
DIADORAと同じく、日本からは撤退してしまったブランドなので、韓国旅行の際は、ぜひ店舗に足を運んでみてくださいね。
シンプルでクラシックなclove. (クローブ)


clove. は、韓国発のブランドで、シンプルでクラシックなアイテムにスポーツ機能素材を加えたアイテムを幅広く展開しています。
テニスだけではなくゴルフや旅行など、アクティブなシーンで活躍するアイテムが揃っていて、実物を手に取れるのはドサンにある店舗がおすすめ。
元雑誌編集者がプロデュースしたブランドなので、リアルクローズに投入しても、すんなり馴染む上質なアイテムが揃っています。
【 テニスコート 】インドアでいつでも楽しめるSNS映えコート4選
日本でテニスのレッスンと言えば、基本的にグループレッスンですよね。
しかし、韓国では少し違い、20〜30分程度でコーチからマンツーマン指導を受けるのが一般的なのだとか。
その文化も相まって、ソウル市内にはビルの屋内に小さめのテニスコートがあります。
日本ではあまり見ない光景ですが、ピンクやオレンジ、ネオンなどカラフルでSNS映えするテニスコートは、外国人でも韓国旅行中に気楽に利用可能です。
テニス好きはぜひチェックを♪
WHAT A SHOT (江南本店)

le coq sportif (ルコックスポルティフ)と共同で運営されている、WHAT A SHOT。
オレンジとブルーの組み合わせが可愛いインドアテニスコートです。
横幅は若干狭く感じるかもしれませんが、奥行きはバッチリ!
普段はオーナー&元プロテニススプレーヤーでもあるキム先生がレッスンを行っています。
レンタルもレッスンも可能なので、Instagramを経由して興味がある人は訪れてみてください。
クラシカルな雰囲気漂うURBAN TENNIS


ホワイトとブラウン、ダークグリーンを基調としたテニスコート。
室内コートですが、WHAT A SHOTと同じく奥行き感はわりとあるので、球出しがあればフォアハンドもバックハンドも練習ができちゃいます。
ボレー&ボレーやボレー&ストロークも問題なくできますよ。
インスタ映え写真もお忘れなく♡
30-30 TENNIS (江南店)

江南区庁駅近くにある30-30 TENNISは、ネオンが一際目を引くインスタ映えオートテニスコート。(時間制で利用可能)
テニスコート内だけでなく、入り口から廊下までフォトスポットが豊富で楽しませてくれます。
初心者からプロまでレベル別で自動でボールが出てくるので、テニス練習のクオリティも問題なく、ひとりでも利用しやすいですよ!
【 テニスタグラマー 】日本♡韓国テニス女子4名をCheck!
最後に日本、韓国のテニスインフルエンサーをご紹介します。
彼女たちが発信する最新のテニス情報や、テニスのプレイテクニック、テニス以外のライフスタイルには憧れてしまうシーンがいっぱい。
ぜひSNSをチェックしてみてくださいね。
宇野真彩 (Maaya Uno)
日本最古の英字新聞『 ジャパンタイムズ 』にも掲載されたことがある元プロテニスプレイヤーの宇野真彩さん。
Admiral、HEAD、ミズノなど名だたるブランドからラブコールがかかる名実共に日本テニス界トップクラスのインフルエンサーです。
現在は「 テニス女子サークル 」を主宰し精力的に活動中。
髙橋菜々 (Nana Takahashi)
壁打ちや、オートテニスでテニスをする「#ひとりテニス」が大バズりしたテニススタグラマー・髙橋菜々さん。
金髪ショート×クリクリな瞳のキュートなルックスからは想像のつかない片手バックハンドの動画は62万回再生を超え。
「 器用 」「 パワーがすごい 」と各方面から大絶賛。
テニスウェアだけでなく、リアルクローズも取り入れたファッションは、等身大で参考になるはずです。(韓国への留学経験もあり)
ソヨニ
セルジオ・タキニやウィルソンのイメージキャラクターを務めるソヨニさんは、スレンダーで抜群のプロポーションの持ち主。
どんなウェアでも彼女が着用するだけでハイブランドに昇華される高級感のあるルックスは、韓国のみならず、世界中から熱視線を集めています。
イ・スジョン
セルジオ・タキニのアンバサダーを務めるイ・スジョンさんは、少女のようなキュートで可憐なルックスで国内外から大人気のテニス女子インフルエンサー。
アナウンサーとしての仕事をこなす彼女のおしゃれでインスタ映えの日常は、テニス以外にも参考になることがたくさん♡
テニスを心から楽しむ姿が「 カワイイ!」と大評判です。
まとめ
日本では、テニスは学生時代から始めている人以外にはハードルの高いスポーツに感じるものですが、韓国ではテニス初心者を示すテリニ(テニス+オリニ子供という意味)を中心に急激にテニス市場が拡大中。
韓国アイドル、ドラマ、コスメ…と、韓国ブームが止まらない日本。
次に流行るのは韓国のテニス文化なのかもしれません!